応用的な注文方法

基本的な3つの注文の種類(成行、指値、逆指値)の次は応用となるIFD(イフダン)、OCO(オーシーオー)、IFDOCO(イフダンオーシーオー)の注文方法をご説明しますね(#^.^#)

IFD(イフダン)注文                                    これは「新規注文」「決済注文」の2つをセットで出す注文方法のことをいいます。

例えば、100円になったら買い(新規)、101円になったら利益確定(決済)」といった注文です。決済は利益確定だけではなく、損切りにすることもできますから、「100円になったら買い(新規)、99円になったら損切り(決済)」というやり方もできます。

ただ、決済は利益確定か損切りのどちらか1つしか選べませんから、注文の際は自分どのようなトレードをするのかで使い分けていただくと良いですね。明らかに強い上昇トレンドで、ここからは絶対下がらないだろうなんていう時は、損切りとしてセットしておいて高値決済を狙うとかあります。でも、決済は成行になりますけどね。

ポイントとしては、IFD注文では最初の注文が成約しない限り、二つ目の注文は発生しないということになります。

なので、使い方としては、チャートを眺めている時間がなく、新規と決済の注文をセットで出したい場合です。デメリットとしては、2つ目の注文が利益確定もしくは損切りの一方にしか使えませんので、自分のトレードスタイルに合わせて使うようにして下さい。

OCO(オーシーオー)注文                                 さて、こっちは利益確定と損切りの二つの注文を同時に出しておいて、どちらかが成約したらもう片方はキャンセルになる注文方法です。

あなたが、100円で買いのポジションを持っていたとします。その後、101円になったら売り(利益確定)、逆に99円なったら売り(損切り)」という使い方です。

あらかじめポジションを持って、OCO注文をおいておけば、相場が逆に動いたら損失も抑えることが出来ますし、逆に相場が有利な方に動いたら利益を確保することが出来るので、ずっとチャートを眺めていられない方にはよいですね(#^.^#)

チャートを眺めていられない時、利益確定と損切りの二つの注文を同時におけるので、忙しいサラリーマンなどにも有効に使える注文方法です。ただ、どの水準に注文をセットするか、十分な見極めが必要になりますから、相場の動きをしっかり予想しなければなりませんね。

IFDOCO(イフダンオーシーオー)注文                            これはもう、その名前ままですね(^^♪ IFDとOCOをセットにした注文方法です。

だいたい、上の2つの注文方法を見れば、察しがつきますね(*^-^*) 100円になったら買いたいという注文に、それが成約して101円になったら売り(利益確定)、99円なったら売り(損切り)をくっつけてあります。最初の100円になったら買いの注文が成約しない限り、その後のOCO注文は発動しません。

新規の買いや売りの注文が発動したら、自動的に利益確定と損切が出来るので、こちらも時間が無いサラリーマンでも使える有効な手段といえます。もちろん、こちらもどの水準に注文をセットするか、十分な見極めが必要です。

それぞれの注文方法をしっかりと理解し、上手に使えばメンタル的な負の要素も取り除くことができますし、FXの勝率をアップに導くことも可能です。いずれも100%理解するようにして、使いこなせるようにしてくださいね(*^-^*)

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