FXとは?

Foreign Exchange(外国為替)の略FXといいます。たとえば日本円を米ドルに両替するように、ある国のお金を別の国のお金に交換するという意味です。日本でのFXは「外国為替証拠金取引」とも呼ばれており、FXは実際にお金が手元にあるわけではなくて、FX会社に証拠金(担保)を預けて、最大25倍までの金額で取引ができるというのが特徴です。そして、この25倍というのが「レバレッジ」というわけです。例えば、証拠金を10万円預けたとすると、その25倍の250万円分の取引ができるということになります。取引額の一部になる証拠金を預けて外国為替の取引を行えるのが大きな特徴です。

さて、海外旅行へ行ったら皆さんは、どうしますか?今はクレジットカードで支払いが出来るようになってますが、何かのためにその国の通貨に交換しますよね?その時、たとえばアメリカドルだったとして、1ドル=100円だったとします。そして、あなたは日本に帰ってきました。その時のレートが1ドル110円だとすれば、10円の差がでますよね?その1ドルを日本円に交換すると、10円多くもらえます。これで利益を出すのがFXなんです。

その他にも金利差から発生する利息を受け取る「スワップポイント」というのがあります。これを簡単に説明すると、通貨ペアの金利の差を受払いするものです。外貨預金でいう利息のようなものですね。例えば、政策金利が高い国で有名なのが「トルコ/リラ」「メキシコ/ペソ」「南アフリカ/ランド」が有名です。ただ、注意しなくてはならないのが、高い金利の方を安い金利の通貨ペアで買いの建玉を持つ事です。そうすれば、そのスワップポイントを毎日受け取ることができます。これが、逆に売りの建玉を持ってしまうと、その金利差を支払う事になってしまいます。また、為替レートの変動で相場が反対方向に動いた場合もスワップポイント以上に損失が発生してしまいますので注意が必要です。